死んだ兄が夢に出てきました。

部屋でゴロゴロしている私のところにきて、何をしているの? みたいな感じで傍にいたのですが、私は適当に話をしながら台所に移動しました。

そこには妹が居て、昨日の夕食の残りがテーブルにずらっと置いてありました。

私が雑に皿の上にから揚げとチャーハンとブロッコリーを放り込んで、山芋の吸い物をよそっていると、妹は「あれ見た?おもしろいよー」と映画の話をしてきました。

私はテレビを見ていないから、と言って話を切り、椅子に腰かけました。

目の前の食事を見ながら、箸を握ったのですが、兄が後ろを行ったり来たりしながらちょっかいをかけてくるので、箸を汁椀に突き立てて振り向いて、叩こうとしました。

兄は笑いながら手を広げていたので、叩いた勢いのまま抱き着いて、私は泣いていました。

冷蔵庫の扉に反射して映っていたのは私だけで、兄の姿は映っていませんでした。